老子講義

五井昌久 著
定価 3190円(本体2900円+税10%)
四六判 上製
ISBN 978-4-89214-010-5

老子の説く無為の生き方に徹しきった時、真に自由無垢、自由自在心として天地を貫く生き方が出来る。行きづまった現代人の魂を、宇宙根源のひびきに直結させる書。

内容紹介 (目次)

序 文

講義のはじめに

第1講: 
無明は天地の始めなり・・・(第1章)・・・

第2講: 聖人は無為の事に処(お)り・・・(第2章)・・・

第3講: 吾 誰の子たるを知らず、帝の先に象(に)たり・・・(第4章)・・・

第4講: 天地は不仁なり・・・(第5章)・・・

第5講: 其の身を後にして身先んじ・・・(第7章)・・・

第6講: 上善は水の若(ごと)し・・・(第8章)・・・

第7講: 虚を致すこと極まれば・・・(第16章)・・・

第8講: 聖を絶ち智を棄つれば・・・(第19章)・・・

第9講: 弊(やぶ)るれば則ち新たなり・・・(第22章)・・・

第10講: 失ある者には失に同じくす・・・(第23章)・・・

第11講: 独立して改まらず周行して殆(あやう)からず・・・(第25章)・・・

第12講: 無棄人・・・無棄物・・・(第27章)・・・

第13講: 無極に復帰す・・・(第28章)・・・

第14講: 自ら知る者は明なり・・・(第33章)・・・

第15講: 大道は氾として左右す可(べ)し・・・(第34章)・・・

第16講: 大象を執りて天下に往けば・・・(第35章)・・・

第17講: 上徳は徳とせず是を以て徳有り・・・(第38章)・・・

第18講: 昔の一を得たる者・・・(第39章)・・・

第19講: 上士は道を聞いて・・・(第41章)・・・

第20講: 道は一を生ず・・・(第42章)・・・

第21講: 天下の至柔は天下の至堅を馳騁す・・・(第43章)・・・

第22講: 大成は欠くるが若(ごと)くなれども・・・(第45章)・・・

第23講: 戸(こ)を出でずして以て天下を知り・・・(第47章)・・・

第24講: 学を為(おさ)むるものは日に益し・・・(第48章)・・・

第25講: 聖人には常の心無し・・・(第49章)・・・

第26講: 生を出でて死に入る・・・(第50章)・・・

第27講: 道これを生じ、徳これを畜(やしな)い・・・(第51章)・・・

第28講: 天下に始有り、以て天下の母と為る・・・(第52章)・・・

第29講: 我をして介然として知ることと有らしむれば・・・(第53章)・・・

第30講: 知る者は云わず、云う者は知らず・・・(第56章)・・・

第31講: 其の政悶悶たれば其の民は淳淳たり・・・(第58章)・・・

第32講: 人を治め天に事(つか)うるは嗇(しょく)にしくはなし・・・(第59章)・・・

第33講: 大国は下流なり・・・(第61章)・・・

第34講: 無為をなし無事を事とし・・・(第63章、第64章)・・・

第35講: 古(いにしえ)の善く道を為(おさ)むる者は・・・(第65章)・・・

第36講: 大なれど不肖に似たり・・・(第67章)・・・

第37講: 善く士たる者は武(きそ)わず・・・(第68章、第69章)・・・

第38講: 吾が言は甚だ知り易く・・・(第70章)・・・

第39講: 知りて知らずとするは上なり・・・(第71章)・・・

第40講: 民 威を畏れざれば大威至らん・・・(第72章)・・・

第41講: 敢(かん)に勇なれば則ち殺し・・・(第73章)・・・

第42講: 民 死を畏れずんば・・・(第74章)・・・

第43講: 人の生まるるや柔弱なり・・・(第76章)・・・

第44講: 天の道は弓を張るごときか ・・・(第77章)・・・

第45講: 天下の柔弱なるは水にすぐるはなし・・・(第78章)・・・

第46講: 大怨を和すれば必ず余怨あり・・・(第79章)・・・

第47講: 小国寡民・・・(第80章)・・・

第48講: 谷神は死せず・・・(第6章、10章)・・・

索 引

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著者紹介

五井昌久 (ごい まさひさ)
大正5年東京に生まる。昭和24年神我一体を経験し、覚者となる。白光真宏会を主宰。祈りによる世界平和運動を提唱して、国内国外に共鳴者多数。昭和55年8月帰神(逝去)さる。