自分が創造したものは、必ず自分が体験する
“つながっている”という状況について、宗教的にお話しいたします。
皆様にも体験があるはずです。ある方に電話をしようと思った時に、相手からかかってくる。それはこちら側の“電話をしたい”という意識を相手がふとキャッチしたのです。こちら側が行動する以前に、意識が素粒子レベルでこの宇宙空間を伝って、相手に届いているのです。
皆様方は創造者です。しかし、多くの人は自分を創造者だとは思っていません。 創造者イコール神様だと思っている。創造者イコール宇宙神、またはイエスや仏陀や五井先生といった方々が創造者で、その方々に対して自分は普通の肉体人間だと思っている。それを傍観者というのです。ただ見ているだけ、言われたことをするだけ。意識の中では誰もが批判も喜びも歓喜も賛同も表わしているのに、自分から動こうとはしないのです。
しかし、神人は自分から動こうとしています。自分は世界を変えられると思っています。神人が思うことは地球のことのみ、人類の幸せのみ、人類の平和のみでしよう！自分が思うこと、言っていることは必ず現実に現われます。そして必ず自分はそれを体験するのです。自分が創造者なのですから。
あなた方は人類の平和のみを発しつづけている、ですから素晴らしいことを体験するのです。素晴らしいことしか体験できないのです。
祈る者は、いかなるものからも侵されません。すべては完璧、欠けたるものなし、大成就と、意識してずっと唱えつづけているのですから、それは必ず現実に現われます。皆様は未来に大成就、すべては完璧を体験するのです。
祈り、言霊の積み重ねによって創造された現実
先ほど申し上げたように、この宇宙空間には宇宙子が遍満し、この空気中や大地の中には酸素や窒素や炭素などさまざまな元素が含まれています。そして人間が死んだら肉体細胞は分解して土に還りますが、魂は永遠に神の世界に一 体化します。魂は宇宙神の光の一筋であるからです。
宇宙神の光の一筋とは無限なる愛、無限なる健康、無限なる生命、無限なる光、無限なる可能性、無限なる能力、無限なる成功、無限なる供給、無限なる成就 ……そのすべてでしょう。皆様はそれを意識し、繰り返し光明の言霊を発しつづけたことによって、自分は本当にそうなのだと信ずるまでになったのです。
自分がそう意識しなければ我即神也という言葉は出てこないのです。全く新しい方だったら、我即神也というのは意味が分からず、言葉にも発せられないことでしょう。皆様は自分が我即神也であると意識しているから、我即神也という言葉が出てくるのです。すべては自分で創造した結果です。
意識は創造です。戦争をつくる人は戦争を意識しているのです。病気をつくる人は病気を意識しているのです。貧乏、飢餓をつくる人は貧乏、飢餓を無意識に意識してしまっているのです。それが成就しているのです。
私たちは、真理につながったことを幸せだと思わなくては。知らなければ、永遠に罪の子です。原罪を意識している以上、救われません。何百生と輪廻転生し、人のために尽くし、人のために自分の生命を捨てて救ったとしても、自分は救われないのです。なぜなら、自分を神とは思っていないからです。そういう方は、自分の信念の通り、自分は罪の存在なのです。本当は罪を犯していなくても、罪を犯したと自分で信じているのです。
人類は宇宙神の光の一筋であり、無限なるものすべてである。その光明思想に出会った皆様方は、願望成就のためではなく、欲望達成のためでもなく、真理そのもの、我即神也、人類即神也を唱えつづけ、信念しつづけました。そしてその 通りに創造したのです。
私たちは一人一人が創造者です。私たちは宇宙神の光の一筋です。宇宙神そのものが創造者であるならば、私たちも創造者なのです。私たちは傍観者ではありません。受容者でもありません。創られる人でもありません。言いなりになる人でもないのです。自らが創っていくのです。世の中を変えていくのです。自分で自分の人生を変え、病気を癒していくのです。そのような創造者であるということです。
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